染織家・中野みどりの仕事

「紬きもの塾」の記録や紬織、きもの、工芸、自然、平和を綴ります

2025-01-01から1年間の記事一覧

「此の手縞」の紬

今年も暮れようとしています。 お陰様で一年、無事に仕事をすることができました。ありがとうございました。紬塾も、熱心に通ってくださる受講生の姿にこちらも励まされ、続けることができました。 来年もなんとか紬塾の開催ができればと思っています。 さて…

紬塾第6回「自然で楽な着方」 ― 半衿の付け方・着物の仕立寸法

紬塾も終盤に入り、着ることの実践です。 今回は着付け以前の自分の寸法のことを中心に話しました。あと、着方でも寸法はかなり違いますので、単純な話ではないのですが・・。 染織家の立場としては、素材感や、織物、染物などでも微妙に違うと思います。 み…

25年度の染織実習コース終了しました

上の画像は、湯通しして、それぞれの方のを切り離す前の一続きの布 今年は14期と15期の8名の方に、真綿の糸をつむぐことから、草木の染め、織物設計、織り、この4回にわたる講座を開催しました。 関西方面からは4名の参加で、ご苦労様でした。 最終回の織り…

工房展「紬の会25冬――冬の取り合わせ」

焦げ茶地に絣状の糸でやわらかな段を入れました。 深みのある落ち着いた大人の着尺です。広幅ですので男性の方にもお勧めです。 綾織りの帯も様々な着物に合わせやすい帯です。 着尺、帯、ショールは、すべて、草木染、手つむぎの真綿糸や座繰り糸による作品…

16期 第4回紬塾「運針で何かを縫う」

gooブログの終了にともない、こちらへ引っ越しをしてまいりました。引き続きよろしくお願いいたします。 さて、夏休みの間に運針を練習して頂き、何か好きなものを手縫いしてもらうという回です。縫うものは、新しく布を購入するのではなく、家にあるもので…

戦後80年―平和憲法を護ろう!

暑中お見舞い申し上げます連日の暑さ、着物の外出も命がけになってきました。 経験したことのない暑さになっています。都心のアスファルトの上などは尋常ではない暑さです。日傘の使用はもちろんですが、木陰のできる時間帯を選ぶなど、気を付けてください。…

16期 第3回紬塾「とことん着尽くす」― 着物の更生・運針

帯揚げの染色に明け暮れ、ご報告が遅くなりました。 作業の合間に第3回紬塾を開催しました。 「とことん着る」をテーマにしていますが、着ることだけでなく、衣食住すべてでものを大切に使い切ることの大切さも話をしました。 毎年同じような話ですので、詳…

第2回 紬塾「糸、色、織」― 紬織りの糸・草木の染色・織の映像を交えて

いつものように第2回の紬塾は「糸、色、織について」でした。 興味のある方は、昨年のブログを参照してください。とても大切なこと書いてあります。その中に、「身銭を切って買った反物の背縫いが割れてこられたらたまりません。ワカメ(反物の耳側が波立っ…

第16期「紬きもの塾」開講しました!

第16期「紬きもの塾」がスタートしました。今期も6名の方と行います。みなさん熱心な方ばかりで、初回からその “気”をひしひしと感じました。 紬塾は知識を深めるというよりも、自分が観て触れて体感してもらうことを重視しています。何か気づきや発見があ…

第16期「紬きもの塾25」受講生募集のお知らせ

第16期「紬きもの塾25」の受講生を募集します。日程、詳細はHPの「紬きもの塾」に公開しました。申込受付は3/20(木・祝)午前8時から。定員になり次第締め切ります。※定員は5名 ※定員に達し締め切りました 参加希望の方は、当ブログ「紬塾」のカテゴリー…

第15期 紬きもの塾24の受講生のレポート

昨年4月にスタートして1月まで、8回の講座を1セットとし、「紬基礎コース」として開催しました。 今期は関西方面から3名、埼玉、東京など、6名の方の参加となりました。 時間は2時間半ですが、内容は盛りだくさんで、全てを吸収することは無理だとは思いま…

第8回 紬塾「上質の半幅帯を愉しむ・仕立について」(最終回)

紬きもの塾24も、最終回を迎えました。 内容は、前回の名古屋帯の続きで、寸法のことなどを詳しくやりました。 ポイント柄の場合の位置の確認や、体形によっては寸法を加減することなど。 柄がうまく出ないと思っている帯も、結び方で改善されることもありま…