染織家・中野みどりの仕事

「紬きもの塾」の記録や紬織、きもの、工芸、自然、平和を綴ります

紬織り人間国宝・宗廣力三先生

宗廣力三先生の仕事から受け継いだこと

紬きもの塾では初回に、紬縞織、絣織の人間国宝の宗廣力三先生(1914年4月25日 - 1989年11月21日)の仕事についても作品集(日本経済新聞社刊)を見てもらいながら、すこしですが触れます。トップの写真で私が着ている紬は、工房を卒業する半年前に真綿を一…

宗廣力三先生の紬縞に思うこと

京都の知り合いが秋に亡くなり、先日、偲ぶ会に行ってまいりました。その際に、数珠を持って出かけたのですが、新幹線の車中で数珠入れを眺めていて、いい縞だとしみじみ思いました。 この半月型の数珠入れは、私の師である宗廣力三先生が89年11月に亡くな…

技を手渡し、美の根源を共有する

【都市の「地織り」をめざし――紬織に自然の素材の命を託す】月刊染織α(1999年11月号 No.224)99年3月に京都祇園の小西さんで個展をさせていただきました。紬織の人間国宝、宗廣力三先生の下で学ばせて頂いてから22年の歳月が過ぎていて、先生はすでに亡くな…