2014-01-01から1年間の記事一覧
今年も押し詰まってまいりました。 昨日で工房の仕事は終了し、今日明日はお正月の準備に専念します。 毎年20歳の頃からおせち料理は私がほぼ一人で作ってきました。 以前はたくさんの種類と量をこなしてきました。 今は種類も10種類位で、量もわずかになり…
大掃除の季節ですがみなさまお忙しくされていると思います。 私も糸棚の糸の片付けを兼ねて、繋ぎ糸の入った着尺を制作しています。 少しずつ木枠に残った糸を眺め、どれとどれを使い、どの順番にするかなどを考えながら木枠に巻き取っていきます。 繋ぎ糸を…
今期の紬塾も大詰めになってきました。着物の簡単な着方に入る前に、 先日実習で織った布の仕上げもしてもらいました。 湯通し(糊抜き)のあとスチームアイロンで仕上げます。 絹糸は糸自体は縮みませんが水を含ませると(洗うと)布が詰まります。 まずよ…
毎回、気づきや発見のあるアート鑑賞いろは塾ですが、今期最後の塾は櫻工房で7日に行われました。女性ばかりの参加となりました。 いくつかのテーマの中で、特に「床の間奪回」の話と共に、具体的に床の間に、かたちコレクションの絵画や置物を置いて鑑賞し…
夏から秋にかけ工房の玄関を飾ってくれていたフジの鉢植えを片隅に追いやる^^季節になりました。 フジの枝は染めたことがありませんが黄色の色素をたくさん持っているのですね。 紬塾もいよいよ終盤の着ることについての具体的な話に入りました。 受講者のお…
工房のドウダンツツジです。間もなく本格的冬の訪れですね。。。 今期最後の「第14回アート鑑賞いろは塾」を下記のように開催します。 今回は会場を櫻工房で致します。 紬塾の方も是非ご参加ください。 着物を観る上でも、着る上でも参考になる話が聴けると…
櫻工房の大山桜が紅葉し始めた11月上旬に紬塾の織り実習が行われました。 丁度「紬の会」の準備中で忙しさのピークの時でしたが3人の方のために機を空け、織ってもらいました。 毎年のことながら、みなさんの機に臨む真摯な姿勢に感慨深いものがあります。 …
「紬の会」無事終了しました。ご来場くださいました皆様、関係者の皆様本当にありがとうございました。 [「紬の会」―紬帯とお江戸切子の帯留めの取り合わせを中心に] アートスペースK和室2F(神楽坂)が明後日の15日(土)に迫ってきました。 最後のお知ら…
紬の会向けの1点ものショールが織り上がり仕上げ作業も終えました。 経に節糸のすごい太いのも入っていて刷毛で糊をつけながら織りましたので、湯通しを念入りにして糊を抜きました。 張木という道具を使い天日干し、そのあと軽くスチームアイロンをかけ、体…
来月15日からの「紬の会」に出品する着物と帯です。 帯留めはもちろん小川郁子さん。カットは「菊つなぎ」です。 着物は百日紅を何度も染重ねた墨色。縞の色糸は紫根の紫、藍、玉ねぎなどの黄色。 一見クセがあって人を選びそうなこの着物は、纏ってみると誰…
絣名古屋帯「里山」、帯留め(雪 )/小川郁子作 来月の「紬の会」出品作品からご紹介します。 サッパリした絣を配した名古屋帯です。 地は着尺用の細い節糸を2~3種を細かく混ぜ、立体感のある風合いにしています。 耳を見ていただくとわかりやすいです。 絣糸…
今回の紬塾は自分で紬いだ緯糸の糊付けと織物設計、柿の実の収穫!?でした。 今回使う緯糸は無撚の糸なのでどうしても糊(布海苔と生麩を混ぜています)はつけなければなりません。 しかし、緯糸を管に巻き、スムーズに杼から糸が出てくれば良いだけですの…
「京名所模様小袖」 江戸時代中期 18世紀 国立歴史民俗博物館蔵 (後期展示)町田市HPより転載 「江戸の衣装競(くら)べ ―国立歴史民俗博物館 野村コレクション―」を町田市博物館で観てきました。 町田市博物館は櫻工房から30分ほどの所に在り、ウォーキン…
前回のブログでもご紹介した講演会には紬の単衣にシナ布の帯、紋紗の羽織で出かけました。 9月初旬~中旬の着物は悩むところですが、この日はやや残暑の振り返しはあったものの紬の単衣でも大丈夫な気候でした。 下着の肌襦袢はリネンの汗取りのついたもの、…
先日あるグループの方からご依頼を受け、「紬織りと現代の暮らし」というテーマで講演をしてきました。 聴衆は、会社経営者、会社員、自営業者、工芸家、美術家、音楽家、大学教授など、たまたま懇親会の時に個別にお話をさせていただいた方だけでも様々なご…
左/ 月に薄柄鏡 銘「天下一吉次作」 江戸時代、右/ 栗柄鏡 銘「天下一家重作」 江戸時代(東京国立博物館本館8室にて) 秋の気配が感じられるようになりました。 今週末の13日土曜日に迫ってまいりましたが、第12回アート鑑賞いろは塾のお知らせです。 町田市…
黒を染めています。 数年前に桜や白樫で染めた焦げ茶にログウッド、アセンを重ね、深みのある黒にしていきます。 黒染めは何回も染重ねますので糸も傷みやすいのですが、 ログウッドと併用すると回数も減らせるので使っています。 ただ、深味を出すためにロ…
染色の合間にこんなことをしてみました。。。 近くの畑の際でカヤツリグサを採ってきました。 子供の頃から好きな草です。 穂を下に向けると線香花火の火花が散る様に似ているからです。 「パシャッ、パシャッ」と。 昔々、^^;二十歳すぎのある日、雑草生…
私の紬の特徴といえば風合いにあります。 それはもちろん元々の紬糸の風合いの良さではあるのですが、ただそのまま使うだけでなく、細めの糸、太目の糸、繭から引いたシャリ感のある糸、真綿のふっくらした艶のない糸、精錬の度合いの違う糸、色合いの微妙に…
95年の5月に訪ねたオランダのゴッホ美術館で買ってきた絵葉書。たくさん買ってきたのですが、たった1枚残ってました。 「グラスに入れた花咲くアーモンドの枝」1888年 夏休みに入る前に紬きもの塾有志の方たちと「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」…
近くの畑のオクラ。 私の仕事場兼住宅の屋根がそろそろ塗替えをしたほうが良い状態になってきていました。 あと1~2年は大丈夫そうでもありましたが、思いきって屋根塗装を先月いたしました。 断熱効果のあるガイナ塗料を使いました。 宇宙ロケット先端部…
いつものTさんの無農薬宅配野菜の夕食です。 シソも虫食いもなく元気に届きました。 ナスを油で焼いて、醤油、ごま油少々をかけ、このシソの葉で包むようにいただきました。 ごま味噌をつけても美味しいです。シソが食欲をそそります。 ツルムラサキはさっと…
梅雨明け後の連日の猛暑の中、桜の小枝を使っての染色をしました。 媒染にはアルミと鉄を使いました。 染めるものは自分たちでつむいだ糸と帯揚げなどです。 朝のうちに採った桜を手分けしてチップにしました。 今回は葉と枝をきっちり分けて染めてみました…
渋谷区立松濤美術館「藤井達吉の全貌」展へ行ってきました。 17年ほど前にも東京近美での特別展を観て、暮らしの中にある工芸というか手芸的とも思いましたが、今回は初めて見る絵画も多く、本当に素晴らしい展観でした。 自由でおおらかで、楽しくて、モダ…
先日、私の作品集『樹の滴』を読み、着ることの大切さを感じて下さり、単衣の着物を着ることを始めようとしてくださった方から問合せをいただきました。織物をされている方です。 手紡ぎ手織り木綿の着物を単衣で着るのに、クーラーのない部屋では着ているう…
「『現代工芸論』出版記念の集い」と「井上まさじ展」が無事終了しました。2日目の講演会とコンサートにはたくさんの方にご来場いただきました。みなさまありがとうございました。もっと聞きたかったし話したかった講演会。「観念の設定ではなく、自己の外に…
当ブログでもご紹介した、江ノ島のかながわ女性センターで行われた『暮らしを彩る手わざ』と題した「女わざ」の森田珪子さんの講演会に昨日行ってきました。 震災で家も全壊し、本当に大変だったのですが、 でもとにかくお元気な変わらないお姿を拝見でき本…
ことしも武蔵野美術大学特別講義へ今年も行ってきました。 学生たちの感想が送られてきました。 感想に添えられた似顔絵、ボサボサ頭と鼻眼鏡、よく特徴を掴んでますね。 今年は時期を少し早めて、6月5日に行いました。 昨年の感想の中に、もっと早くこの…
『現代工芸論』出版記念の集いのお知らせです。 日時――6月28日(土)29日(日)12:30~17:00 会場――仏蘭西舎すいぎょく(板橋) ※28日はすいぎょくの喫茶コーナー(飲み物のみ)の営業があります。 29日の参加を希望される方はお早めにお申込みください。(定…
今回は午前、午後を通しで紬きもの塾を行いました。 午前は久米島式の方法で真綿から少し太めの糸をつむいでもらいました。 午後は着物の更生の話を実例を見てもらいながら進めました。そして後半は麻の伊達締めを縫うべく運針の練習をしました。 糸つむぎは…