
「『現代工芸論』出版記念の集い」と「井上まさじ展」が無事終了しました。
2日目の講演会とコンサートにはたくさんの方にご来場いただきました。
みなさまありがとうございました。

もっと聞きたかったし話したかった講演会。
「観念の設定ではなく、自己の外にある対象と向き合う」
「具象性を超える」
「表現系と機能(実用)系を価値付の上で区別しない」
この3点について例をあげて解説がありました。
参加者から「今日の話は当たり前のことを言っているのですよね」というコメントもありました。
陶芸の桶谷寧さんも聴講して下さり、真を付いた語録を残してくださいました。
またこれからも工芸の問題を考えていきたいと思います。

もっと聴きたかった歌、もっと歌いたかったワークショップ。
短い時間に少しタイトになりすぎてしまいましたが皆様はお楽しみいただけましたでしょうか?
たくさんの心に残る言葉や人の出会いがありました。
紬塾の方もたくさん参加してくれて嬉しかったです。

ソプラノの名倉亜矢子さんのコンサートの後半、日本の曲に入ったあたりで、激しい雨と雷鳴の中で真っ暗になってきました。声がかき消されないか少し不安な気持ちになりました。
しかし名倉さんは全く動じず、雨音と共に声を響かせ、雨音は名倉さんの声を浮かび上がらせるBGMのようでもありました。
不安は消え、むしろこれでいいんだ――というような安心した気持ちになりました。
最後の方は涙ぐんでいる方もありました。
「雨の音が雑音にならないでむしろ効果的だった」という方もおられました。
とにかく忘れられないコンサートになりました。
名倉亜矢子さんの力量を改めて知る機会となりました。




29年使われている建物の内装、テーブル、椅子、調度品もすべて国産のムクの天然木を使用、
飛騨高山の工芸集団「オークヴィレッジ」が手掛けたものです。
使わせていただき心より感謝申し上げます。
8月いっぱいレンタル可能です。
9月からは仏蘭西舎すいぎょく、レストランもリニューアルオープンします。
井上作品も素晴らしかったです!!!
小さな丸を連ねた作品。この絵は毎朝少しずつ描かれます。どれだけ描かれたのでしょうか・・

サブコーナーの器たちもテーブルと調和していました。



都合で長くはできず、短い期間で本当にもったいない展示だと片付けながら心底思いました。
工芸だ美術だ着物だ音楽だ建築だ、というくくり方ではなく、すべてがトータルに自然体で自然から導かれ、自然と調和し、これからの新しい手仕事、手わざ、身体を通した仕事に注目したいと思います。
かたちの会は小さな会ですが、そういうもの、そういう人たちを紹介していきたいと改めて思います。
これからもご支援ご協力のほどよろしくお願い致します。
詳細はかたち21のHPをご覧ください。