染織家・中野みどりの仕事

「紬きもの塾」の記録や紬織、きもの、工芸、自然、平和を綴ります

紬きもの塾’17~’20

第9回紬塾「自然で楽な着方」――着物を着る

紬塾も残す所あと1回です。いよいよ着物の着方に入りました。 全く着物を持っていない方、着たことのない方も浴衣や私の紬を使って着てみたら、案外形になっていたのでご本人もホッとされたようでした。 下着や襦袢はいいものを揃え、きちんと着て、滑りに…

第7回紬きもの塾ー紬布を織る

染織実習コースの4回目。小さな布を織る実習です。 小さいと言っても中身はかなり濃いものとなっています。単なる織体験ではありません。 私がいつも使っている経糸は節や毛羽もあり扱いにくいのですが、それと同じものを用意しました。 私が織る時と同じよ…

第6回紬きもの塾――織物設計

染織実習コースの方4名と次回の紬布を織るための緯糸のデザイン設計をしました。 自分で紬いだ糸は前回柿でベージュに染めてあり、それを全部使い切ってもらいますが、9寸幅で3寸の長さを織るためには他の色も混ぜながら織らなければ足りません。 私の方で…

第5回紬きもの塾――桜、柿で染める

今期の紬塾も5回目を通過、5合目まで来ました。 曇天の蒸し暑さの中、自分で紬いだ糸と帯揚げ、半衿などを工房の桜と柿を使って染めました。 参加者のお一人が自分の記録のため撮っていた写真を何枚かブログに使わせていただきました。 工房は庭木の剪定を…

第4回紬きもの塾―「とことん着尽くす」と「観ることの創造性」

今回はいつもの着物の更生などの話に加えて、日常の中でもものをとことん使っていくことの例や、私の母が小学生の頃の銘仙の着物や娘時代の着物(上の写真)から作った風呂敷などを例に、小幅の布をはぎ合わせ布団や座布団などに利用されてきたことも話まし…

第3回 紬きもの塾――真綿から糸をつむぐ

4名の方に久米島式で真綿から糸をつむいでもらいました。 今までより真綿の量を増やし、時間も長くしました。 着尺用2~3本合わせたくらいの一番つむぐのが難しい太さでつむいでもらいました。 真綿の糸の特徴を知ってもらいたいからです。 単に簡単なことを…

第2回紬きもの塾「糸の力、色の神秘」

ご報告が遅くなりましたが、先月末に第2回の紬塾が行われました。 いつものように蚕の糸の神秘、自然色の合理などお話しました。 この話の先に織物や着物の文化の話が始まります。 さて、塾を行う和室は南東に向いて、一間半の掃出し窓があるとはいえ、午後…

第9期紬きもの塾スタートしました!

工房の桜は五分咲きです。 先週末の小糠雨降る中、紬きもの塾'17スタートしました。 今年は少人数での開催となりましたが、皆さんとても真剣に臨んでくださりホッとしました。 今日は紬とは何かについて、原始から今日的な紬についてまでお話しました染の生…